模 索 部 屋
黄黒にどんなパラレルが似合うのか模索しているページです
設定が曖昧・書きっぱなし・増えたり減ったりですがご了承ください
:書いたもの:
主人と執事
アイドル
同棲(同居?)
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主 人 と 執 事
主人:黒子 執事:黄瀬
「テツヤさま。起きてください。もう朝食のお時間ですよ」
「…まだ、寝かせてください」
「体調でも悪いのですか?」
「違います…それより、その口調やめてください」
「……黒子っちが心配なんスよ。昨晩も抜け出したじゃないスか…だからまだ寝てたいんでしょ?」
「黄瀬くん…」
「オレだけじゃなくて、旦那様ももちろん知ってます。
黒子っちが何か言うまでそっとしておこうと仰ってました。
だけど、オレは心配なんです…!」







ア イ ド ル テツヤとリョウタ
音楽番組でのこと
『今日のスペシャルゲストは、大人気ユニット!テツヤとリョウタです!!』
「こんにちはー!!」
「こんにちは」
キャーキャー
『相変わらずすごい人気だね!』
「いえ、そんなことないです」
『相変わらずテツヤはクールだね』
「そうですか?」
『それに比べて、リョウタは相変わらず軽いねー』
「え!?どこがっスか!」
『うーん、見た目』
「ガーンっ…」







同 棲 ( 同 居 ? ) とにかく一緒に居るふたり
黄と黒と火。→Mr.BlueSkyに加筆掲載
「これ懐かしいっスね〜!」
「そうですね。この時写真撮ってたことすっかり忘れてました」

黄瀬と黒子は二人ソファで肩を寄せ合ってアルバムを見ていた。
そのアルバムは二人の高校時代のものだ。
二人は違う高校に進んだので別々に写っている写真が多いのだが
それでも二人で一緒に写っている写真も少ないとは言えない数が
そのアルバムの中に収められていた。
先程黄瀬が指し示した写真も二人ともう一人の三人で写ってる写真だった。
誰に撮ってもらったのか分からないが
汗だくになりながらも黄瀬はピースをして満面の笑みで
黒子は静かそうだけどどこか嬉しそうで
そしてもう一人はどんと構えた格好で写っている。

「なんで…写真なんて撮ったんですかね」
「なんでっスかね。でも良い写真だと思う」
「ですね」

黒子を見ると、嬉しそうに微笑んでいる。
この写真を見て思い出して笑ってくれて
そして直ぐ横でその笑みを見ることが出来て
黄瀬はこの写真を撮って良かった…と思える。

黒子の笑みをみて黄瀬の心は幸せで満ちあふれてるのだけれど
だんだんと黒子にキスをしたくなってきて黄瀬は心の中で葛藤した。
先日も急にキスをしたくなって食事中にしようとしたら
食事中に何をするんだと、とても怒られたのだ。
どうしようかと考えていると
視線に気付いたのか、または黄瀬の邪の心に気付いたのかは分からないが
じっと上目遣いで黄瀬を見つめた。

(うっ…)

ここでいかなくてどうする、と黄瀬はぐっと黒子の両肩を掴んだ瞬間に
運が悪いことにインターホンが鳴り響いた。
黄瀬がそちらに気を取られた瞬間に
黒子はするりと黄瀬から離れ玄関へと向かっていった。
一気に脱力して、黄瀬はソファに倒れ込んだ。
悲しくてこのまま不貞寝してしまいたいくらいだが
玄関から黒子の楽しそうな声が微かに聞こえ
黄瀬は慌てて立ち上がった。

「…火神っち」
何故か黒子は火神に抱きついているのだ。
振り払えば良いものの、火神も普通にしているので
余計に腹が立つのだ。
もちろん黒子が自分のことを好きでいてくれることは
一緒に生活していく中で十分伝わっているので分かっているのだが
それでも高校三年間一緒に居た二人が
こうして黄瀬の目の前で仲良さげにされていることは腹が立つ。
それに加えて、先程キスに失敗したこともそう思う原因の一つであった。
ムスっとして火神を見ると
火神は逆に可笑しそうに笑いを堪えているようだった。


「お前、アホだな」

黄瀬はぎゃあぎゃあと騒いでいる。
と、言うことは火神の台詞を正確に理解することが出来なかったのだろう。
黒子は無意識に溜息をついていた。






「…黄瀬くんのばか」


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こどものひ
「いつもありがとう」


いつものようにソファでふたり肩を寄せ合ってテレビを見ていると
突然黄瀬がそんなことを言いだした。

「なんですか、急に」
「だって今日、こどもの日じゃないっスか」
「…だからなんなんです?」
黒子は早く言えと黄瀬に目で訴えると、少しビクリと身体を震わせてから口をひらいた。

「知り合いのスタッフさんに聞いたんスけど、こどもの日って母に感謝する日でもあるらしいんスよ」
「…で?」
「だっ…だから、黒子っちはオレの奥さんスか、イタッ!」
「誰が誰の奥さんなんです?」
「ちょっ…黒子っち。イタイっス;」