「ボクと青峰くんは似てないですね」
「そうだな、オレとテツは似てないな」
「だけど、ボクは青峰くんが居てこそ存在出来る」
「そうか」
「だって青峰くんはボクの―」

(ヒカリ、なんだろ)
青峰は黒子のコトバを自分の唇を使ってそのまま飲み込んだ。
何度も何度も触れ合うだけのキスを繰り返す。
唇をはなすと、黒子は青峰をじっと見ていた。

「安心しな、テツ。お前はオレの影だ」
黒子はホッとしたように笑っていた。




神聖なる
誓い